お知らせ

2023年4月4日

【トランスフォーミングタッチ】未統合の原始反射を統合していき「心の悩みを解消していくタッチセラピー」を行っています

リフレーム・カウンセリングルームでは、カウンセリングや心理療法(セラピー)を通して、様々な「心の悩み」のサポートをさせていただいております。

また、ご希望される方には神経生理学に基づいた身体志向のセラピーを通して

身体の方からもメンタル不調や困り感などへのアプローチをしていくタッチセラピーを行っています。

・自律神経の自己調整をしていく力をサポートするホリスティックメディカルタッチ®」

・未統合の原始反射を統合させていく目的の「トランスフォーミングタッチ®」

この2つがあります。

こちらでは、「トランスフォーミングタッチ🄬」について書いていきます。

そもそも原始反射ってなに? 未統合のままだと「心の悩みや生きづらさ」とどんな関係があるの?

トランスフォーミングタッチ🄬は、米国在住のスティーブ・テレール博士が考案され認可された身体心理療法で、私はこのタッチセラピーのトレーニングを修了しアメリカのディプロマを保有しています。

下記は、スティーブ先生が作られたもの(の和訳版)です。

原始反射とは?未統合のまま残っている時のサインはこちらの一覧からどうぞ

私がこの理論を初めて知った(習った)時、「嫌~な汗がタラリと流れるのと共に・・・後悔の溜息が漏れ出ました。

未統合なまま残存している時のサイン」の中に、自分自身にとても当てはまる・・・

そして、我が子にも当てはまるサインがあった為です。

ご覧になられた方はいかがでしたか?

ここから、私の一例で考えてみたいと思います。

私は家庭科の裁縫などの細かな作業が嫌いでしたので、「指先の不器用さ」を持っている事の自覚があります。

この「サイン」を一覧で見てみると

手掌反射の原始反射」「現れる時期:出生時」「反射の現れ方:掌に物が置かれると手を閉じる」「いつまでに統合されるべきか?:生後5~6ヶ月」「未統合なまま残っている時のサイン」→手先が不器用 など

となっています。

「裁縫の時の不器用さ」には、視知覚(視力ではなくて物の見え方)や「手と目の協調」も関係していると思いますので

こちらの原始反射は何が関係しているか?を見てみると

ATNR 非対称性緊張性頸反射」や「STNR 対称性緊張性顎反射」という事になりますね。

これらの反射が未統合なままで残っている時のサインには→「視覚追跡・手書きが困難」とも書かれていますが

私は、研修時の板書(黒板の文字や図をノートに書き写す)に時間がかかる方ですし、本を読むのも早い方ではありません。

子どもの頃には、自分は人よりも劣っている部分がある・恥ずかしいと言う思いを密かに抱えていましたし、裁縫の時の成績は良くはなかったと思います。

大人になってからは、その脳力を使わない職業をちゃんと選べてきましたので、特に困ってはいませんが

統合されていけば改善され、もっとパフォーマンスが上がるだろうな~、とも感じます。

このように、未統合の原始反射を持ったままでいる事に気付かぬままで「どこか自分は変だと感じている方が、世の中には沢山おられるのでは、と私は思っています。

「理由の分からない不安や恐怖、恥の意識など」胎児期や出生時・乳幼児期に受けた影響から起こる「言葉にならない説明のできない生きずらさ」

これら「原始反射が未統合なまま残っている時に見られるサイン」の中には

「理由が分からないので・言葉で説明できないけれども子どもの頃からずっと不安や恐怖心が強い」

「いつも人間関係がうまくいかなかったり」「学校でいつも怒られていたり

ADHDやLDなどの発達特性を持っている」とされたり、「不登校」となっていたり。

これらの困り感を持っていると、集団の中で過ごす事が恐怖となったり、非常に生きにくさを抱えながらの人生になってしまいがちです。

未統合なままの原始反射を統合させていこうとされる事は、今後の人生に於いてとても役立つと私は思っています。

釧路の不登校カウンセリングはこちらです

トランスフォーミングタッチ🄬は 胎児期や出生時・乳幼児期の神経系を統合させて「もっと楽に生きていける人生に」変容していく事を目的としたタッチセラピーです

トランスフォーミングタッチ🄬では、胎児期・出生時・乳幼児期の神経系に丁寧に・少しずつアプローチしていきながら、未統合の原始反射に応じた様々な動きを一緒に行っていきます。

お子さんから成人の方まで受けていただいています。(対応地域:釧路・札幌)

またオンラインで提供する資格も有していますのでzoomやSkypeなどで受けていただく事が可能です。

オンラインご希望の方はこちらの予約システムからどうぞ

胎児期や出生時、乳幼児期の発達性トラウマを扱いますので、個人差がありますがトランスフォーミングタッチ🄬を受けた後の72時間は、自律神経系を統合していく時間として、一時的に眠気や怠さなどが起こる方もいらっしゃいます。

抵抗がある方は、もうひとつのタッチセラピー「自律神経の調整・ホリスティックメディカルタッチ®」がありますのでご安心ください。

原始反射が未統合なままで残っている時のサイン 

・人には間違ったり失敗したりする権利があるにも関わらずそう思えない・失敗する事に物凄く過敏で恐怖を感じている

・漠然といつも何か恐ろしい事が起きるように感じてビクビク過ごしてしまう

・不安が強い 「何をするにも不安が先に出てきて困ってしまう」など

・自己肯定感が低い 「こんな自分は駄目だといつも思ってしまう」

・睡眠障害

・摂食障害

・攻撃性 「いつも相手に怒りをぶつけてしまって人間関係を壊しがち」

・恐怖症

・HSPなどの感覚過敏・過反応

・感情的にまだ未熟性

・驚愕反応 「音や人間関係や出来事など少しの刺激に過剰に反応・圧倒されたり驚いて縮み上がってしまう」など

・食べ物の好き嫌いが激しい

・LD 学習障害 書字障害など「手先が不器用・手書き力が乏しい・漢字が苦手」など

・座っていると前にうなだれる傾向 「姿勢を保てなくていつも学校で注意をされている」など

・じっと座って集中することができない・集中力が乏しい・そわそわする

・つま先歩き

・乗り物酔い

・夜尿

・短期記憶が苦手「覚えた事を翌日まで覚えている事が苦手」

などなど、となっております。

最後に、人はいくつになっても変容していけると言う事に心から希望を感じています。

*こころとからだのケア* リフレーム・カウンセリングルーム 平野なおみ