釧路での「パニック障害の春の個別相談会」
始まっています。
それから昨日の北海道新聞さんに取り上げていただきました。
相談に来られた方々は、初めての事はとても勇気が要る事だったかもしれません。
その姿に私はいつも尊敬の思いでお話をうかがっています。
カウンセリングやセラピー(心理療法)を受ける選択をされるような方は
皆さま、とても力のある方々です。
心身の不調や様々な生きずらさから回復していくために、
心理の専門家を探し出される事は、常にアンテナを立てていたからこそだと思いますし
予約を取る為に実際に動かれて
そして実際に、足を運ばれた事。
そしてそこで、
今まで誰にも言えなかったような出来事や、ご自分の感情を
ご自分の言葉で話される事
沢山の感情を感じられる事
涙を流せたり、悲しむ事ができたり、嘆く事ができたり、怒りの感情に気付かれたり
圧倒されて混乱してしまっていた思考を
カウンセラーのサポートを得ながら、ご自身の持つ力で整理されたり
笑顔を取り戻されたり
これって物凄~いチカラの持ち主であると私はいつも思っています。
パニック障害の症状は「気の持ちようで何とかなるようなものではなく脳で起こっているもっと科学的なもの」
パニック障害のメカニズムはまだ解明されていない部分もあるそうなのですが
分かってきている部分もあります。
脳の機能的な問題と書くと、病気に対する不安を強く持つ状態の方は逆に怖くなってしまうかもしれないのですが
パニック発作の症状は、甘えでも・気の持ちようで何とかなるようなものでもなく、
もっと科学的に起こっているものと表現すると伝わりやすいかもしれません。
科学的に解明されているのであれば、手立てが見つかりそうで安心できますよね。
脳の機能が、ストレスなど様々な要因から落ちているような時に
かつてトラウマとなる経験をした時と似た刺激(匂いや季節感や空気感、色など様々な感覚)
で扁桃体が誤作動を起こし、危険がないにも関わらずパニック発作が起こると言われています。
扁桃体は、いち早く危険を察知し「恐怖や不安などの感情」に対して
物凄~いスピードで信号を送り、ご主人様を守る為に働いてくれています。
でも・今はかつて怖い思いをしたあの時とは違うにも関わらず・
匂いや季節感や空気感などの似た感じから「あの時と同じなのでは?」と間違えて・そして暴走してパニックになってしまう
だとイメージしやすいでしょうか?
誤作動を起こしてしまうような「トラウマをケア」していく事でパニック障害の症状が起こらないように「コントロールしていく」
リフレーム・カウンセリングルームでは、カウンセリングや心理療法を通して、原因と考えられるトラウマをケアしていくサポートをさせていただいています。
トラウマって、誰もが持っていると言われています。
大きなトラウマや
大きくなくても長い期間、受け続けてしまっていたトラウマ
は、深刻な影響が生じる可能性が高まりますし
人によって、善し悪しではなく感じ方も様々です。
何か起こった時には、何か様子が違うかな?と感じた時には、心のケアを受けておく事は
将来、メンタル不調に陥らない為の予防効果が高いと私は思っています。
カウンセリングや心理療法の持つ可能性について、もっと広くじわりじわりと浸透してことが私の夢と目標のひとつです。
以前と比べると不安が多くなってしまっても不思議ではない今・・・
心の健康について、もっと身近に感じていただけたら
の思いから、無理なく足を運びやすい個別相談会を始めてみました。
新学期、連休明けを迎える5月には「子育て応援企画・不登校・子育ての個別相談会」を釧路で予定しています。
また、それぞれ限定数枠となってしまうと思いますので、希望される方は、お問合せ下さい。
私はフライヤ作成をがんばります🌸
*こころとからだのケア* リフレーム・カウンセリングルーム 心理セラピスト/自律神経の調整タッチセラピスト/平野なおみ