こんばんは。リフレーム・カウンセリングルームの平野なおみです。
さて、先日クライアントさん限定「働く人のためのコミュニケーションWS」を釧路で初開催しました。
勇気をもって参加された方々、心から尊敬の思いでおります。おつされ様でした。
人の悩みの中身を調べて、そこに名前を付けると「社会性の悩み」つまり「人間関係の悩み」であると言われています。
人間関係をうまく構築していくには、または「自分も相手も尊重していくには」コミュニケーションスキルが大きく役に立ちます。
このテーマ(働く方のための)では、初めてのグループ療法となりましたが、今度も定期的に開催していきたいと思っています。
次回予定は、9月23日(月・祝)13:00~16:00!!!
個別のご案内には、なかなか手が回らないのが現状ですので^^; 参加ご希望の方はカウンセリングでお会いした時に、または個別にメールでご連絡ください。
お申込みは「今ここ」からスタートいたします。
過去のトラウマをケアしていくのは未来のためです
トラウマって気付けているかどうか?は別として、誰もが持っているものです。
トラウマとして大きなもの、大きくなくても何年間も長~く続いていたもの、色々ありますね。
そしてトラウマは団子になってくっついちゃうんですって。
怖かった経験、とても不安に感じた経験を、「自分の中でリンクさせてしまっている」事はよく起こっていると思います。
全く関係ない出来事・アクシデントにも関わらず、少し似ていたりする体験を勝手に結びつけて感じ、捉えてしまうものです。
そして、トラウマは右脳に蓄積されるとされていますがトラウマとして残ってしまうと何か似通った状況の時に、生命の危機をキャッチして教えてくれる扁桃体が暴走してしまい
何も起こっていないにも関わらず、後遺症として様々な影響を及ぼしてしまいます。
例えば、子ども時代にいじめ被害の経験を持つ方は多いと思います。トラウマとして残ってしまっても当然だと思います。
大人になってから、職場で周囲の人が何かコソコソ話をしていると「自分の悪口を言っているんじゃないか?」と感じて居づらくなってしまうことは多いと思います。
子供の頃にいつも怒られて育った人は、大人になってからも職場や家庭で「どうすれば怒られなくて済むか」の視点で生きているかもしれません。
本当の自分をひた隠し、または本当の自分が何なのか?分からぬまま生きていく・・・これは辛いですよね。
「人から自分がどう思われているか?」の不安を強く感じしまうようになっても不思議ではありませんし
そこから対人恐怖や対人緊張の強さの症状となり、職場に行くのが辛くなったり、集団の中に入るのが怖くなってしまう事も少なくありません。
ストレスフルな状況に長く身を置くと鬱や適応障害の症状が出たり、過敏性腸症候群や胃腸の症状、動悸や頭痛や吐き気、腰痛やPMSなどが起こったりするのも自然なことと言えると思います。
なので・・・過去のトラウマをケアしていくことは未来のためです。「今ここ」の瞬間を過ぎるとそこは既に未来です。
未消化・未処理の感情や身体感覚をグループ療法やタッチセラピーでケアし、発散し処理出来ていく事でトラウマを薄め本来の生き生きしたご自身の人生を取り戻してていくことができると私は思います。
ポジティブ心理学
今回、グループ療法の体験WSとしましたので、最後にお家でもできるようにポジティブ心理学を入れてみました。
3つのお題・・・毎日やってみて下さいね。私も毎晩、寝る前に頭の中でやっています。
そして次回、お会いした時にご自身が「どのように変化しているか?」ぜひ教えてください。
きっと人間関係の持ち方だけではなく「ご自身とのコミュニケーション」にも変化が起こっていると思いますよ。
それでは、また♡
リフレーム・カウンセリングルーム 代表 心理セラピスト グループ療法士 平野なおみ
数日、涼しい日が続きましたが明日からまた真夏が戻ってくるようですね🍉 昨年のような酷暑は勘弁ですが北海道の短い夏を充分、楽しんでいきたいと思います。