10月ラストの夜に、こんばんは。リフレーム・カウンセリングルームの平野なおみです。
今年もあと二か月という事になりますね。私は今年中にやりたい事と、その為にすべき事を頭の中で並べてみては「焦る気持ち」と「大丈夫!できる!の気持ち」が静かにせめぎ合っている夜です(笑)
こちらを訪れて下さっている皆様は、いかがお過ごしでしょうか?
さてさて10月最後の記事は、「パニック症回復プログラム」についてです。
私は精神医学について「DSM」という「アメリカ精神医学会が発行している疾患の診断・統計マニュアル」に基づいて学んでいます。そのDSMの日本語訳が今年の6月に新しくなりまして疾患の呼び方が少し変わりました。
(精神医学というのは、メンタル不調などに関する診断、予防、治療、研究などを行う学問のことです)
例えば、「〇〇障害」や「〇〇性障害」が「〇〇症」というように変更になっています。なのでこちらでも該当する所を少しずつ変えていきたいと思います。
パニック症のカウンセリング・心理療法は「釧路・札幌・オンラインで全国」に対応中
リフレーム・カウンセリングルームでは、「パニック症回復プログラム」を行っています。
私自身が、17年前に心理療法によってパニック症から回復しそこから心理の専門家を目指したと言う経験を公表している為もあるのかと思うのですが、2012年に活動を初めてから沢山のパニック症でお困りの方々と関りを持たせていただいてきました。
パニック症でメンタルクリニックなどに通院されている方も多いですが、通院などせずにパニック発作や予期不安などにおひとりで孤独に耐えていらっしゃる方も多いのが現状だと思います。症状の激しさを知っている一人としては切なくもなります。
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お申込みいただけます。
身体の異常はないにも関わらず、突然、動悸や息苦しさ、めまいやこのまま心臓が止まってしまうのでは?の不安と恐怖がやってくるパニック症
症状はその人によって様々なのかもしれませんが、私の場合は「動悸・呼吸の苦しさ・身体がガタガタ震える・窒息する感じ・胸が痛い感じ・気が遠くなる感覚・身体のしびれ・このまま気がくるってしまうのではないか?このまま心臓が止まって死んでしまうのでは?の恐怖など、自分をコントロールできない感覚」が本当に強烈で辛かったです。
またパニック発作が起きるのでは?の不安や恐怖から、生活に制限をかけて回避してしまう症状もありますね。パニック症が長く続いて抑うつ状態に陥ってしまう方もいらっしゃいますので「なんか変だぞ!」と感じたら早めに専門家の所に行かれるといいと思います。
原因は解明されていないようですが、扁桃体の誤作動など脳で起こっている科学的な事とされています。気の持ちようで何とかなるものではなく、心の弱さなどで起こっている事でもありません。
身体志向のセラピー ホリスティックメディカルタッチ®は自律神経の調整のタッチセラピー
リフレーム・カウンセリングルームでは、言語によるカウンセリングと並行してご希望される方には身体志向のセラピーであるホリスティックメディカルタッチ®によって身体の方からもパニック症にアプローチさせていただいています。
なぜ、メンタル不調に対して身体の方からのアプローチが有効なのか?最初は疑問しか感じなかった私ですが(笑)
私自身がSE(ソマティック・エクスペリエンシング®)などの身体心理療法を実際に受けてみて、身体に溜まっていたトラウマを解放していくのにとても効果を感じたのが資格を取ったきっかけです。
カウンセラーやセラピストなど心理の専門家で、ソマティック心理学に基づいた身体心理療法・タッチセラピーを提供されている方は
日本でも(少なくとも私の知る限りでは)どんどん増えてきていると思います。
心と身体、そして脳の繋がりについて。
例えば、左右の背中側にある副腎。握りこぶし大の腎臓の上側に、小さい三角帽子のようにちょこんと乗っかっていて副腎髄質(ずいしつ)と副腎皮質(ひしつ)の二層になっています。
副腎髄質の方は、交感神経の一部が過剰に働き過ぎないように調整をしてくれているそうで不安やパニックや怒りなどメンタルの安定・精神面にすごく関わっていると言われています。
タッチセラピーでは、神経生理学に基づいてうまく働かなくなっているその方が本来持っている自律神経系を調整する力をサポートさせていただいています。
提携先の精神科クリニックで所定のトレーニングを修了し、ディプロマを取得したホリスティックメディカルタッチ®はこちらです。
それでは、また
*こころとからだのケア* リフレーム・カウンセリングルーム 代表/心理セラピスト/自律神経の調整タッチセラピスト 平野なおみ